いろいろな小説や漫画、映画、ドラマ、ミュージックビデオの世界観に足を踏み入れることが好きで、自分もそんな作品を作る現場にいたいと思うようになりました。画面やレンズ越しではなく、現場で生きた刺激を、緊張感のある中で感じたいと思いました。

現場の仕事も色々ある中で、ヘアメイクを選んだのは、なんとなく興味があったから。最初はそんな感じでしたが、やると決めたものに対して中途半端になるのが嫌な性格なので、基礎からしっかり学べるSABFAを受験しました。

仙台から週1東京に通うことに対して周りの人からは「大変じゃない？」と心配されることが多かったのですが全くそんなことはなく、むしろ授業を受けられる日はすごく楽しみで充実していて、時間が足りないくらいでした。

先生方のデモンストレーションに目を惹きつけられましたし、私はインプットするまでに時間がかかるタイプですが、分かりやすいご指導をいただき、しっかり理解できました。なんとなくやったものと、きちんと教えを理解しながらやったものは仕上がりが別格で、自分自身の成長が感じられました。

仙台に帰ってデッサンをしたり、モデルさんを使ってアウトプットしていると似合わせが難しく、新しく分からないことが出てきたり、苦手な技術があったりしましたが、授業外でも先生方から写真や文字でフィードバックをいただいたので少しずつ改善されて、自信に繋がりました。

「誰かの心を揺さぶる作品を作る」のような大それた目標はないですが、私が作った世界観に誰かが踏み込んで、新しい視点を見つけられたらもっと楽しいんじゃないかなと思います。

自由に自分の世界観を表現できるようにもっと励んでいきたいと思います。

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